やまのめぐみ

広く浅くのゲーム日記。最近はPSO2と乙女ゲーばっかですが。PSO2はShip3で生息中。

『華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク』(PSP)

 全員終わったー! プレイ時間58時間とか全然ファンディスクじゃねえええ!

 ということで『華ヤカ哉、我ガ一族』のファンディスク『キネマモザイク』です。気がついたら本編よりプレイ時間が長かったというサービス精神旺盛過ぎるファンディスクですが、大変面白かったです。
 とりあえず簡単に『華ヤカ』のおさらい。

「時代は大正時代、主人公は宮の杜財閥のお屋敷で働く使用人はる。使用人に対して人とも思わない態度を取る6人兄弟に振り回されつつも、解雇されないようにがんばって働きます!」(→前作の紹介はこちら

 ちょーてきとーだけどまあだいたいそんな感じ。
 『キネマモザイク』のメインである“弐年目もーど”は前作(本編)では誰ともエンディングを迎えず使用人2年目の春を迎えた、という新たな設定から始まるので、一応このソフト単体でもそれなりに楽しめるかと思います。もちろん前作をちゃんとやってる方が話はわかるんだけどね。
 基本的なシステムは本編とあまり変わらないんだけど、今作では最初の頃に7人の兄弟(1人増えてる……)の中から1人を選択して個別ルートになります。7人の兄弟には攻略制限はかかってないけど、情報屋・喜助ルートの“情報屋もーど”だけは“弐年目もーど”を1回クリアしないとプレイできません。

 さて、この“弐年目もーど”のご兄弟(手が勝手に“ご”兄弟と打ち込む不思議)、相変わらずゴミとか馬鹿とか言ってくるのはいるんだけどなんだか全体的にソフトっちゅうか優しいぞ? 1年勤めた差? 前作では本当に罵られまくったのでなんか物足りな……いやいやいや、マゾじゃないんだから優しいのは良いことですよね。優しいからなんかこう……もだもだ悶えます。良いことです。
 あと、お互いものすごい無関心だったり寄ると触るとケンカしまくってたご兄弟仲も良くなってて何やら感動。というか漫才兄弟と化しててハラ痛い。茶会の次男の発言(「正は~」ってセリフ)がもう大好きで何度見ても笑うわー。

 前作ではサブキャラだった喜助ルートも楽しいです。喜助視点で展開されるのも新鮮だし、夏になると喜助のSDキャラが着流し姿に変わって走る度に生足がちらちら見えたりするのも良い。あと庶民万歳。

 あ、前作の後日談にあたる“後日談もーど”は、有料ダウンロードコンテンツ(DLC)の後日談を見た方がすんなり話は通るけど、見て無くても大丈夫かな? という程度。DLCは1人300円(全員まとめて買うと2000円)の割にはすごく短いので、買え! と強くおすすめはしません……。
 どうでもいいけど、“後日談もーど”って本編に入ってる後日談の後日談(DLC)の後日談なんだよね。後日談がゲシュタルト崩壊する……。

【おまけの一言感想】
・長男…身分違いの恋を味わうなら長男で。良いメガネ(でもヘタレメガネ枠)
・次男…相変わらず馬鹿な子ほど可愛い。
・三男…一番まともだと思うので印象薄くなっちゃうんだよね…。
・四男…癒しかと思えばやっぱり一番アレですよねー。
・五男…またこの展開かよ! と思いつつベタで好き。
・六男…正しいツンデレ。死んじゃえパターンが増えてて笑った。
・隠し…庶民派は苦労しますね……。
・喜助…とにかく着流し姿の生足がっ!

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