やまのめぐみ

広く浅くのゲーム日記。最近はPSO2と乙女ゲーばっかですが。PSO2はShip3で生息中。

『遙かなる時空の中で4 愛蔵版』(PSP)

 『遙かなる時空の中で4』のPSP移植版の『愛蔵版』。『5』を先にやってたのでやっとフルコンプ。47時間かかりました。PS2版クリアした時より6時間位短縮できたけど相変わらずなげー。でもおもしろかったので満足満足。
 PS2版クリアしたときはキャラによっては話の展開がよくわからないキャラがいたせいか微妙にすっきりしなかったんだけど、今回はほどよく展開を覚えててほどよく内容を忘れてたので大変楽しめました。

 サザキとアシュヴィンは相変わらず高値安定だし、忍人もショック体勢できてるし、よくわからなかった柊も今度は理解できたし、なんか好きキャラが増えちゃったよ。たぶんキャラ的にはアシュと1、2を争うくらい好きなのに個別ルートはどうもなあと思ってた那岐ルートも記憶より全然楽しかったので本当に良かった。(PS2で那岐ルートが微妙な印象になったのはノーマルEDも見ず初っぱなにクリアしたのが敗因かと。)
 あと『4』のキャラは『3』や『5』と違い史実気にしなくていいから純粋にハマれるのが良いです。岩長姫とかいるけどあれは神話の世界になるから気にならない。

 『愛蔵版』での追加要素は後日談が攻略キャラ分+αで20本。スチル付き&フルボイスなので思ったより気合いの入ったおまけです。というか! ボイス無しキャラにおまけでボイス付けるならついでに本編にも付けておけー! 個人的にはパートボイスでもあんまり気にならないんだけど、さすがに主要キャラの声つきイベント中にサブキャラだけ声無しとかおかしいから……。

 ユーザインターフェイスのこと。
 PSP版ということでデータインストールも搭載されていてポリゴン走らせてる割にはなかなか快適です。ネオロマ独自のセーブ&ロードもやはり便利。数回前のクイックセーブを遡れるっていいよね。私は30個のセーブデータ枠の中、5個くらいをクイックセーブ枠に、15個くらいを上書き禁止にしてして使ってました。上書き禁止のデータは各キャラのクリア直後データやサザキ初登場シーン(笑)だったりします。各キャラクリア直後のデータを取ってあるのは、進み具合や周回具合でキャラ同士のやりとりが結構変化して、その状態の時にしか見られない会話等があったりするので。クリアしたキャラのフラグを全立て状態だからイベントも見返しやすいしね。

 スキップは最速にしていればそれほど苦痛ではないけど、丸々スキップの快適さを体験した身にはちょっと面倒くさい。テキストのオート機能のオンオフがいちいち設定画面に行かないとできないのは不便。それとエンディング後にいちいちコーエーテクモのロゴマークまで戻されるのもちょっとイラっとしたり。(ロゴ飛ばせないので。)BADエンド見るのも結構楽しいゲームなので、その度にロゴまで飛ばされるのはなーと。(これらの不満は『5』では解消されていてシリーズ的には進化してるので、あくまで『4愛蔵版』に対して言えばってことです。)

 『4』の特徴でもあるキャラのポリゴン化は寝たり座ったりが無いし、大勢の観衆のはずがパラパラだったりするのはがくっとするんだけど、やっぱりキャラの動きがわかるのは面白いと思います。キャラ同士の思わぬ身長差に萌えてみたり。あと遠夜ってば美人顔なのにのっぽとかのっぽなのに猫背とかかわいいよ遠夜。それに戦闘シーンもキャラの特徴出てて楽しいんだよね。読み込みがスムースならばポリゴンもありだなあと思ってみたりします。

 感想とかは次回。