『ウィル・オ・ウィスプ』(PS2)
『翡翠の雫』があんまりにもあんまりだったので、オトメイトもう買わねええ! と思ったものの、9月27日に出る『悠久の桜』がヴァンテアンシステムズの開発だというのでやっぱり買ってしまうだろう、ならばウィルも買って特典CDでも手に入れてやるわいっ! という心の経過から購入した『ウィル・オ・ウィスプ』です。
まず結論。
綺麗にまとまった佳作かと思います。
攻略キャラは5人。大雑把にまとめるとメインヒーロー、敵対者、美形、美少年、眼鏡。
大雑把すぎ? まあ、大雑把じゃないキャラ感想は下のネタバレからどうぞ。
主人公はアクのないタイプ。大人しく純粋だけど、芯はある。そんな感じ。
基本システムはクイックセーブ&ロード、バックログ、バックログからの音声再生&巻き戻し、オートプレイ、既読スキップ、強制スキップ、ボイスON/OFF(全体・男性・女性・個別で設定可)。
便利だと思うのはバックログからの巻き戻し。選択肢前まででも巻き戻せるので結構重宝します。クイックセーブと合わせて使うと良い感じかと。
それからボイスのON/OFF。個別に設定できるので、その時の攻略キャラだけONとかできます。
※翡翠の時のような再生遅延、ボリュームの不均等などはありませんでした。ご安心を。
イベントCGは1人10~12枚。差分入れて14~5枚かな?
どれも大変美しいです。さすがオトメイト……。
物語は4章構成。大雑把に言うと1章でキャラ紹介、2章でルート分岐、3章「転」、4章「結」。
……大雑把すぎ? まあ、気にしない。
プレイ時間もそんなに長くないかと。正確な時間は計ってないのでわかりませんが、1人4~5時間もかからないかな? 話の流れはだいたい同じなので流し読みしてれば2~3時間で終わってしまうかも。
シナリオは金太郎飴(どのキャラでも同じ流れ)気味ではありますが、攻略するキャラと選択肢によって微妙に脇キャラの行く末が変わっていくので、そこら辺に注目しつつプレイ。
ぶっちゃけてしまえば、2章頭での選択で2章→3章→4章がA→C→BになるかB→A→CになるかC→B→Aの違いだけなんだけど、最後に近いほど状況というかが悪化して大変なことに。
もちろん4章にメイン話を持ってこられたキャラは攻略できないのですが、その時にしか手に入らないCGがあるので注意。
さて、肝心の内容なんですが、も、萌えきれない……?
正直短いんですよ。1人頭が短くても金太郎でなければ全然構わなかったんだけど。
クライマックスで、いつの間にそんなに盛り上がってんの? みたいな。
なので全体的に甘さ控えめ。攻略相手がじゃなくて主人公が原因かと思われます。まあ、主人公の基本スタンスが「人形はお友達」だから元から恋愛に発展しにくいんじゃないかと今更ながらに気付いてみた。
なのでクライマックスは別に説得力がないほどではないんだけど、それまでにもうちょっと何か欲しかったなあと思います。
ジルルートは自然だと思ったんだけどなー。
しかししかし、足りない萌えはオマケがステキに補完してくれますよ。
レッツCGコンプ!
というわけでおまけの話。
アルバム機能は、CG鑑賞とムービー鑑賞。そのCG鑑賞の方にご注目。イベント再生以外に、キャラごとにCGコンプすると「コメント」というコマンドが現れるのです。
つまり、攻略キャラからのそのCGに対するコメント。
コメント時の時系列としてはエンディング後で、主人公と一緒にアルバムを見てるというようなシチュエーションでしょうか。攻略キャラだけの独白状態ですが、セリフで主人公の態度が想像できてかなり楽しいです。必見です。
でも正直このオマケまで見てやっと1ルートクリアという気分というか、乙女ゲーやったぞーという気分になるのはどうなんだろう? 本編内でそう言う気分にさせて欲しかったというか……。終わりよければすべてよしなんだろうか……うーむ。
と悩みつつあとはネタバレ的感想なぞ。

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